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2018年12月14日 (金)

動物園のデザイン

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動物のいる環境をデザインするということは・・・・

あらためてデザインという言葉の意味をとらえる

それは「計画・立案」とある

現在のビジネスにおいて「デザイン思考」を取り入れる、など

新たな切口としてデザインを重視した製品開発や見直しが多くの現場で

すすめられている。

さて、では動物のいる環境をデザインするとなった場合である。

まず想像できる動物のいる環境とは「動物園」「水族館」「ペットショップ」

そして次に想像できるのが、動物を見る人へのデザイン。

動線であったり、植物との調和、見やすい工夫、楽しい演出、休憩スペース、

建築、インテリア、グラフォック、全てのデザインアイデアを使って

動物のいる環境が作られる。

これって、動物たちは過ごしやすいの?

ここで、動物たちのための環境をデザインすることが始まる。

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しかし、デザイナーにとって大きな壁がある

商業デザインにおいては、デザインアイデアのベースとなるものは

マーケティングデータ、好み、流行、イメージ、ブランドイメージ、

コンセプトのセッティングなど具体的なエレメントからデザインプランに

進む事ができるが、動物のための環境をデザインするエレメントとは

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動物に関して科学的な知識と経験が必要である

こんなサル山をデザインしたらきっと楽しく遊ぶだろう。

こんな水辺を作ったら気持ちよく過ごせるだろう。

こんな立体空間を作ったら元気に動き出すだろう。

考えたら当然である。無知なデザイナーが作ったものが通用するはずがない。

じゃあ、サルに聞くか?

話せたらそれは重要なアイデアを引き出せるだろう。

デザイナーにも多くの動物に関しての専門的な知識が無いと

動物のための空間デザインはできないということがわかる。

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専門家と協力してデザインする

野生の生息域に移住して体験学習する。それも可能かもしれないが

アイデアをデザインし、カタチにするデザイナーには

そんな余裕はない。

可能性としては専門家と共同でデザインすること。

これらは既に様々な専門分野においてデザイナーの関わり方として

デザイン思考とは別の動きでデザインによる問題解決を

専門分野ではすすめている。

動物のいる環境もいよいよデザイナーが必要となってきている。

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もっと早くから動物専門のデザイン教育をする

動物専門学校も今日多く開校されている。

その科目に動物環境デザインは存在するだろうか。

動物飼育を体験する年齢で既に動物のいる環境デザインについて

学んで、未来のデザイナーたちが将来、世界から注目される日本の

高水準な動物環境デザインによる動物園が誕生してもいいと思う。

その推進ができるのが国立動物園という機構なのかもしれない。

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